Vermont Soap 現地工場より

バーモントソープでは、世界に悪影響を及ぼすものを良いものに変えることを使命と思って仕事をしています。私たちは、そのための直感的、動物行動的な考えを、我々の経営や運営方針に活かそうとしています。例えば、工場での電気エネルギーをどのように発電するかです。オーガニックソープを作るのには大量の電気エネルギーを必要とします。私たちは、自分たちのお金が良い事への連鎖に使われて欲しいのです。短期の間に合わせの調整や環境悪化の負のスパイラルへではなく。

2018年、バーモントソープは工場の屋根にソーラーパネルを15万ワット、そしてそのエネルギーを電気に変える大容量の電気装置に投資しました。太陽のエネルギーを利用することによって、劇的に炭素の産出を減らすことができ、従来の電気量の消費をぐんと抑えることが出来ます。そして何よりもオーガニックソープを作るための電気エネルギーがそのように作られていることで私たちはとても良い気分になります。これ以外に地球に無害の私たちの愛するリキットサンシャインを作る方法は考えられません。なんといっても太陽のサンシャイン自身を使うの ですから。

石けん作り

バーモントソープでは、オーガニックで泡立つものを作っています。敏感肌用バーソープ、液体石けん、ジェル状のもの、泡で出てくるソープ、又、無害の美容スキンケア製品も作っています。これらの素晴らしい製品は、全てアメリカ農務省のUSDAにオーガニックとして認可されています。

石けん作りのけん化というのは、本来ベトベトしている油からあなたの肌を綺麗に洗う石けんを作る過程のことです。全ての原点は、アメリカ農務省認可のオーガニック植物油であるパームオイル、ココナッツオイル、オリーブオイルから始まります。オイルは、温めて、混ぜられます。石けん作りは、酸性のオイルがアルカリ溶液と水に混ぜられて起こる反応です。これほど正反対のものは他にないのです。1時間ほど混ぜ合わせると、次第にそのバッチは、どろっとした濃い状態になってきます。そこへ天然エッセンシャルオイルとオーガニックハーブが加えられます。

そのバッチは型に注がれ、温められ、次に冷まされます。その後、型から出されると、レンガ状にカットされ、次にバーソープの形へカットされます。そして、トランプのカードを並べるように網状になった引き出しに石鹸を並べます。その後の3週間以上ラックに並べられたバーソープは、工場の中を循環しながら安定していき、固まります。パッキング部で種類分類され、最終品質確認へと回ります。そして、ようやく石けんは工場のドアからあなたの近くのお店へ届けられます。